もくじ
飛沫よけの仕切り→『Sneeze guard』
英語では、飛沫よけの仕切りを『Sneeze guard/スニーズ・ガード』と総称します。
ふわふわ教授
『Sneeze』は「くしゃみ」のことですが、咳などを含めた「飛沫全般をガードする器具」=『Sneeze guard 』と考えて良いでしょう。
お店のレジ前にある物も、卓上に置ける「パーテーション型」の仕切りも『Sneeze guard 』です。どちらも「透明で固い」アクリル製の板である場合がほとんどです。
アメリカの飛沫よけは、固い材質の物が一般的だ。
日本のレジで見られるような、柔らかいシートをぶら下げるよりも、アクリル板を取り付けてしまうのが主流のようです。
ふわふわ教授
日本から見ると、誰もマスクを付けてないのに、飛沫よけの設備は万全の態勢にみえるのが不思議です。日本ではマスクの徹底が先で、後からレジ前にビニールが取り付けられるようになりました。
レジ台は『Checkout counter』という
英語では、レジ台を『Checkout counter/チェックアウト・カウンター』といいます。レジの機械そのものは、『Cash register/キャッシュ・レジスター』です。
試しに『Checkout』と『Guard』を並べて検索してみると、実際にお店のレジ前に取り付けられた『Sneeze guard』の写真が多く出てきます。※写真の人々がマスクをつけていない点も驚きです。
ふわふわ教授
レジカウンターに、飛沫よけが設置されている。
There is a sneeze shield near the cash register.
レジの近くに飛沫よけシールドがある。
日本のビニールカーテン→『Plastic sheet』
「カーテン」のイメージが日本と海外で違う!
英語のメディアTime Outでは、日本のレジ前などで用いられる「ビニールカーテン」を『Plastic sheet/プラスティック・シート』と呼んでいます。
ふわふわ教授
英国人の英会話講師に日本の「ビニールカーテン」について聴いてみても「あれは、カーテンという感じはしないね…」とのことです。
素材のままのシートがぶら下がっている…と英語圏の人は感じるので『Plastic sheet』という名称がニュースでも使われているわけです。
日本のコンビニでは、飛沫感染を防止するために、プラスチックシートを使用している。
※Droplet infections(飛沫感染)
天井からぶら下がるシートが、レジ台を守るバリアになっている。
よく、柔らかい製品は「ビニール」で、固い物は「プラスチック」と識別するパターンが多いですが、実際には、どちらも「プラスチック」の一種です。
総称は「プラスチック」ですが、「ポリエチレン」「塩化ビニール」など、種類ごとに色んな名前がついています。
ふわふわ教授
よって、レジ袋(ポリ袋)も「プラスチック製」なので、英語では『Plastic bag』と言います。
『Plastic curtain』は工場/倉庫にあるカーテン
『Plastic curtain』で検索すると、工場や倉庫などで使われる透明のカーテンがたくさん出てきます。こうした大きな施設では、出入り口や間仕切り用に多く使われる物です。
ふわふわ教授
建物の入口には、細長いビニールが何本も「のれん状」に掛かっていることがあります。シャッターを開けたままでも車が頻繁に出入りできるうえ、建物の中は冷暖房が効いている状態に保てます。
どうも英語圏では、日本のレジ前にある簡易的なシートが、やはり「Curtain」という言葉のイメージとは合致しないようです。
ふわふわ教授
<関連記事>
「ソーシャルディスタンス」と「フィジカルディスタンス」の違い本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。