コロナ後の世界で注目の「英単語8選」誤解されている意味も解説

After CORONA

Quarantine(隔離)

窓際の少女の写真

やや難しめの単語ですが、『Quarantine』こそ、コロナ後の世界における「メインワードの1つ」と確実にいえます。

発音は、『ウォーレン ティー』です。※青文字にアクセント

意味は、「ウイルス感染の疑いのある人や動物などを、一時的に隔離する」ことです。(※検疫ともいう)主に空港や港などで、2週間だけ海外からの渡航者をそこで待機させ、入国できないようにする場合が多いようです。

語源はイタリア語で「40日」を意味する単語ですが、同国では、数字の4は『Quattro/クワトロ』といいます。4分の1を意味する「クウォーター」も言葉の仲間です。

14世紀にペストが流行した際、イタリアの港に40日間、船が停泊した頃から使われるようになりました。

なぜ、今回『Quarantine』というワードが世界的に流行ったのかというと、外出自粛することで「自分を自宅に隔離する」という意味も含まれるからです。

ふわふわ教授

外出自粛は、「自主隔離」でもある

つまり、感染の疑いが濃厚でない人でも、人との接触を避けて自宅で過ごすことを『Self quarantine』と呼び、「自主隔離」に該当するのです。

日本でも、駅ビルの休業や、大規模イベントの中止、学校の休校などが実施されました。これらによって「自宅とその周辺に隔離された生活」を送った人も多いかと思います。

こうした、「隔離期間中」もしくは、広い意味での「自粛期間中」のことを『During quarantine』と言います。

コロナ禍によって、『Quarantine』の意味する範囲が拡大したといえるでしょう。

Pandemic(疫病の世界流行)

マスクをした少女の顔半分のアップ

エピデミックが広範囲になった状態

WHOが「パンデミック宣言」をしたことで、注目されたワードです。意味は、「疫病が世界規模で流行している状態」のことです。国単位でも、全国的に流行していれば『Pandemic/パンデミック』に該当します。

この単語の仲間には『Epidemic/エピデミック』があります。

これは、「疫病の流行」という意味です。単に「蔓延する」という意味もあるので、「麻薬や貧困が蔓延している」際にも使うことができます。疫病関連のニュースでは「事前の予測よりも疫病が流行している」というレベルの際に使用されるようです。

よって、「エピデミック」の範囲が広がり、重大性が上がると「パンデミック」という名称に変わるのです。

ふわふわ教授

特定の地域のみで流行っている疫病の場合は『Endemic/エンデミック』が使われます。「その場所特有の」という意味ですが、政治などに対して『Endemic corruption/特有の腐敗』という使い方もあります。

Postpone(延期)

黄色い夕空と東京都庁

史上初の五輪延期により注目

パンデミック宣言のあと、東京五輪が開催されるのかどうかは、世界的にも注目を集めました。これまでの歴史上で、中止はあっても延期されたオリンピックは初めてだったので、『Postpone』というワードは海外ニュースにもたくさん使われました。

発音は、ポウストゥポーン」

※青文字にアクセント

発音のポイントは、『t』の発音はほとんど要らないという点です。アクセントが正しければ、「ポウスポーン」でも大丈夫です。

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Amabie(アマビエ)

英語だと「アマビー」と発音される恐れも…

何で日本語?と言われてしまいそうですが、欧米でも『Amabie』の知名度が上昇しています。日本ですら、知る人ぞ知る存在だったアマビエが、今や世界の『Amabie』になりつつあるようです!

ちなみに、『Amabie』というスペルだと、英語では「アマビー」と読まれる恐れがあります。というのも、言いにくいせいなのか、英語では「エ」の音で終わる単語が少ないようです。

例えば、『渡辺/Watanabe』さんの名字は、アメリカでは「ワータ、ナービ」と誤解されて発音されています。

栄えあるJAPAN文化の普及のためにも、まずは「アマビーエ」と「ビエ」の部分を少し強調して教えてあげましょう。

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アマビエの瓦版『アマビエ/Amabie』とは?英語&イラストでご紹介!

Rumour(噂)

黄色い夕空の東京都庁

トイレットペーパーの買い占めの原因に…

Rumourは「噂」を意味します。発音は「ルーマー」※「ルー」にアクセント。Rumour単独だと「まだ確実ではない情報」というような意味ですが、

日本語でいう「デマ」のように、誤りだと確定している場合は、『False rumour/誤った噂』となります。

コロナ禍の初期に出回った2大『False rumour』といえば、「お湯を飲むとウイルスが体から消える」「トイレットペーパーは、マスクと同じく中国製の材料で作られているので、もうすぐトイレットペーパー不足がやってくる」だと思います。

Remote(遠隔)

朝の光のなか、ノートPCで仕事をする男性

在宅勤務なら『Work from home』 が主流

Remoteは、「リモートワーク」という単語で脚光を浴びましたね。TVでも、色んなタレントが「リモート出演」するようになりました。

Remoteとは、「遠隔・離れている」という意味です。

「リモート エリア/人里から離れた地域」という意味でも使われ、遠く離れているというイメージのある言葉ですが、TV等のリモコンを『Remote control/リモート・コントロール』といいます。(※注…コントローラーとは言わない)

「リモート・コントロール」を直訳すると「遠隔操作」ですが、TVから「離れた位置で操作できる機器」という意味になります。

日本ではリモコンと略しますが、英語での省略版は「リモート」だそうです。「Could you pass me the remote ?/そのリモートを取ってくれる?」という風に使います。

注目の「在宅勤務」に関しては、意外にも英語圏では『Work from home』という言い方が主流のようです。

ふわふわ教授

『Working remotely』なら、会社から離れた場所で働いているという意味にはなりますが、どこで勤務するのかは意味に含まれないのがポイントです。会社から見て海外にPCやデスクがあり、もともと会社に出勤しない働き方の人なども含まれます。

はっきりと決まっていませんが、「リモート・ワーカー」とは、会社から遠い地域(海外を含む)に住んでいて、通勤しない形態の人がイメージされるようです。

外出制限による「自宅での勤務」と意味が特定できるので、『Work from home』 のほうが適しているようです。

自宅でヘッドホンをつけてPCに向かう男性と床で休むこげ茶猫の、シルエットタッチのイラスト。テレワークは、英語ではWork from homeが一般的

Social distancing(ソーシャル・ディスタンシング)※熟語

日本では、感染予防のために、行列などで、人との距離を取ることを『Social distance/ソーシャル・ディスタンス』と呼ぶようになりましたが、英語では少し異なる言い方をします。

正しくは『Social distancing/ソーシャル・ディスタンシング』です。

語尾を「シング」に変えることで初めて、感染を防ぐために「物理的に人との距離を取る」という意味になります。こうした衛生を守るために人と取る距離であれば、『ソーシャルディスタンシング』が正解になります。

『ing』をつけないと「全然ちがう意味」になる

わずかな違いですが、『Social distance』だと、意味合いが変わってしまいます。まさに、「社会学」や「心理学」に関わる専門用語になります。

『Social distance』を簡単にいうと、「商談をするときの相手との距離」を意味するようです。手は届くか届かないかの距離でも、会話するには十分近い距離が目安になります。

関連用語に「パーソナルスペース」という言葉もあり、他人に近寄られると不快に感じる距離・範囲のことをいいます。

日本のマンガ喫茶の座席や、一部のラーメン屋さんには、「隣席と自分を仕切る壁」が設けられています。これらは、「パーソナルスペース」を確保できない場所でも、壁がガードをするので、いくらか不快感を緩和できるのでは?とも考えられます。

上記のような例は、心理的な意味合いでの「対人距離」を表すので、感染症予防を目的としたものではありません。

また、この単語には別の意味もある、という意見もあります。異なる人種と人種の間に存在する距離、富裕層と貧困層との間にある距離など、「社会における格差や隔たり」に関しても『Social distance』を使う人もいます。※諸説あります。

いずれにしても、 飛沫よけなどの衛生目的とは関係ない「距離」のことです。

ふわふわ教授

POINT
Social distancing…公衆衛生のために他者との距離を取ること
Social distance…①相手と会話で商談するときに取る距離②社会の中の異なるコミュニティ同士の間に存在する距離 

もともと日本では、他者との間合いを取ることが実践されてきたように思います。

その生活スタイル自体に、「ソーシャル・ディスタンス」と「ソーシャル・ディスタンシング」の両方と重なる面があったため、他国のような「感染爆発」に至らなかったのかもしれません。

「ソーシャルディスタンス」と「フィジカルディスタンス」の違い

Vaccine(ワクチン)

発音の違いに注意

『Vaccine』の開発が実現すれば、大幅にコロナ禍による混迷が改善するといわれています。東京五輪の延期が1年後に設定されたのも、「ワクチン開発」の実現を見越してのことであろう、と報道されました。

意味は、感染症の予防薬のことをいいます。発音は、「ヴァクスィーン」ですが、アクセントは比較的自由です。というのも、アメリカとイギリスでアクセントの位置が変わるからです。

アメリカ式「ヴァクスィーン」
イギリス式ヴァクスィーン」
※青文字にアクセント

薬品単独なら『Vaccine』ですが、予防接種の場合、『Vaccination/ヴァクスィネイション』になります。実際に「予防接種をする」という動作は『Vaccinate/ヴァクスィネイト』になります。

『The vaccine will be available soon./ワクチンは、もうすぐ使えるようになるだろう』

白いサージカルマスクをした猫キャラ『ウイルス/VIRUS』英語での正しい発音の仕方は?

本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。

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