テレワークは、英語ではWork from homeが一般的

朝日を浴びた古い木の卓上のマックブックと、泡立つブラックコーヒーの写真。

「テレワーク」は日本語化している

朝日を浴びるデスク上のiMacとマグカップの写真。

緊急事態宣言が解除されても、「テレワークを続けたい人が多い」というニュースがTVで放送されていました。5分くらいのニューストピックでしたが、ナレーターが「テレワーク」という単語を10回以上は口にしていました。

それだけ、日本では「テレワーク=在宅勤務」という意味が定着しているのだと思います。

実は、日本では「テレワーク」の歴史が30年以上もあるんです。

ふわふわ教授

参考リンク: 一般社団法人日本テレワーク協会

ところが…「テレワーク」という言い方は、英語圏ではレアな表現なんです!

『Work from home』が英語では一般的

白いスクラブルの駒を立てて並べた「WORK FROM HOME」の文字。

英語圏では「在宅勤務」を『Work from home』というのが一般的です。『WFH』という省略バージョンもあるくらいメジャーな言葉です。

ストレートに「会社の仕事を自宅でする」という意味が特定できるので、しっくりくるようです。

ちなみに、ほぼ同じ意味の『Work at home/自宅での仕事』の場合、家事などの「家庭内の仕事」も含まれます。仕事は会社からもらうので、「自宅から会社に向けて従事する」という意味で、『Work from home/自宅からの仕事』のほうが定着しています。

フリーランスの人でも、「自宅から依頼先の企業に向けて」仕事を行うのであれば『Work from home』になります。

よって、日本でテレワークと呼ばれているものは、英語圏では『Work from home』となります。

ふわふわ教授

『Telework』の定義は複雑

自宅でヘッドホンをつけてPCに向かう男性と床で休むこげ茶猫の、シルエットタッチのイラスト。

日本語だと「テレワーク」が言いやすい?

私は、日本で「テレワーク」という言葉が好まれるのは、語呂が良いせいもあるのでは?と思います。

「在宅勤務」だと目新しくないし、『Work from home』だと少し長い…というか、後者は「ほとんど英文」なので、日本のニュースや日常会話でも使いにくいです。

また、もう1つの根拠として、英語『Telework』の仲間である『Telecommute/テレコミュート』という言葉は、日本であまり聴かないですよね?「テレワーク」よりも取っつきにくい語感だからだと思います。※推測です。

「Tele…」で始まる2単語は、もともとは70年代に作られた言葉ですが、現在の英語では、どちらも概ね「PCを使った社外での勤務」という意味で使われています。

ふわふわ教授

ちなみに、アメリカでは『Telecommute』のほうが認知度が高いです。直訳すると『Tele/遠距離』+『Commute/通勤』なので「離れた位置から勤務する」となります。『Telework』よりも具体的なので、意味がイメージしやすいようです。

英語で『Work from home』が主流の理由

食卓でテレワークする白人女性の後頭部アングルからの写真。

ずばり、『Telework』ならびに『Telecommute』の意味を尋ねたときに、人によって解答がバラバラだからだと思います。

まず始めに、「2単語それぞれが別の意味をもつ」とする人もいれば、「Teleworkは、Telecommuteの別名なので同じ意味」という主張もあります。

また、ある人は「在宅勤務を含むが、週何回かは出社する働き方」と言い、別の人は「一切の出社をともなわない働き方」と述べるなど、意見が分かれます。

この現状を理解した上で、2つの言葉を『Interchangeable/置き換え可能』とする記述も非常に多いです。

要約すると、「PCを使って社外で勤務する」「毎日通勤しなくても良い」という点は、大体共通していますが、細部になると意見が分かれるという感じです。

ふわふわ教授

よって、コロナ禍による出社制限なら、ふつうは「在宅勤務」となるので、分かりやすい『Work from home』が主流なのだと思います。

関連項目『Remote work/リモートワーク』

『Telework』という言葉の歴史

モノクロのコントラストの強い、エンパイアステートビルとニューヨークの写真。

人の移動を減らし、情報を移動させること

英語の『Telework』という言葉は、『Telecommute』という言葉とともに、Jack Nilles(ジャック・ニレス)さんというNASAのエンジニアによって作られた言葉です。

当時はまだ1970年代に入った頃で、ネット社会の到来前だったのですが、オイルショックや、交通渋滞による大気汚染が社会問題化していた時代でした。『Telework』と『Telecommute』には、「人の移動を減らし、ガソリンや環境を守る」というコンセプトが大いに含まれていたようです。

Lifewireの記事によると、

「テレワーク」とは、通信機器を利用することで、人が移動する代わりに「情報・仕事」を人のほうへ移動させることを意味します。

「テレコミュート」とは、勤務先のオフィス以外の場所でも仕事をできるようにして、通勤の回数や距離を少なくすることなのだそうです。

※よって、「テレワーク」の1例が、「テレコミュート」となります。

約50年前に生まれた「テレワーク」という考えが、最初から「人の移動を少なくする」ことが目的のものだった点が驚きです。まさに今の時代と重なっていますね!

ふわふわ教授

関連記事 リモートワークのリモートは遠隔を意味する。

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本日も、最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。

「テレワークロス」を英語で言うと?

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