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英語『Go To Eat』は文法的にOK?

『Go to eat』 は文法的にOKだが、あまり好まれない

話題の『Go To Eat』というフレーズは、英語でも使われる表現です。「食べに行く」という意味で辞書に載っているので間違いではないと言えます。

『To Eat』にすることで、「食べるために出かける」という目的性が強調されます。

ふわふわ教授

Go to eat hamburgers in New York City.
ニューヨークへ、ハンバーガーを食べに出かける。

※『New York』のように広い場所(都市)には『in』が適切。「レストラン」など、特定の場所には『at』を使う。

Go to eat local cuisines.
その土地の(名産)料理を食べに行く。

※『Cuisine』の意味は料理。発音は「クイズィーン」


…ただ、アメリカ人の英語講師の見解によると、

“Go To Eat” sounds funny.
「Go To Eat」って、なんか変なんだよなぁ~。

という意見をもらいましたので、万人に好まれる表現ではないようです。

後述する『Go eat/食べに行く』という言い回しが「定番フレーズ」になっていることから、間に『to』を入れるニーズが薄いのかもしれません。

たとえば、日本語でも「食べに行こう」というセリフを、わざわざ「食べるために行こう」とは言わないのと似た感覚だと思います。

ふわふわ教授

『Eat out』(外食)のほうがメジャー

なかなか日本のメディアでは聴かない表現ですが、『Eat out/外食する』という表現が英語では広く使われています。

よって、『Eat Out キャンペーン』なら、ストレートに「外食を促進する」という意味の英語になります。

Shall we eat out for breakfast?
朝食は外で食べませんか?

少し単語の順序が入れ替わりますが『Go out to eat 』もよく使われます。どうやら外食には『out』という単語が非常にマッチするようです。

Let’s go out to eat later.
あとで外へ食べに行こうよ。

ただ、やはり日本では「イートアウト」という単語に誰もがピンと来ないようで、「キャンペーン名」には採用しにくかったのだと思われます。

アメリカでも、キャッチフレーズやロゴのネーミングに限っては、文法よりも「伝わりやすさ」や「覚えやすさ」を優先するようです。

ふわふわ教授

『Go eat』も、よく使う英語

『Go eat』もよく使われる表現です。『Go and eat』を略したフレーズです。

Let’s go eat sashimi for dinner.
夕食は刺身を食べに行こうよ。
Where do you want to go eat tonight?
今夜はどちらで食べたいですか?

※『Want to』はアメリカ式の口語では『Wanna/ワァナ』と発音します。

実際に喋るときは『Where do you wanna go eat?』と尋ねましょう。

ふわふわ教授

本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。


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