「ビニール袋」は和製英語!『Plastic bag』が適切。

ふわふわと書かれたレジ袋のイラスト。

ビニールは英語では通じない

ビニールという単語は、古くは「ビニール袋」や「ビニール傘」、最近では「ビニール・カーテン」などでお馴染みの用語です。

ところが「ビニール」という単語は、英語では通じない単語なんです。

ふわふわ教授

ビニールの語源は『Vinyl/ヴァイナル』

レコードの材質でも知られている

アメコミ書店で、ヴィンテージ・レコードを持った美女。

先日、日本の「ビニールカーテン」は英語圏のニュースでは『Plastic sheet』と呼ばれていることを突き止めた経緯をアイルランド人の英語講師に伝えました。

コンビニ・レジの「ビニール・カーテン」を英語で言うと?

同じ「コロナ関連の英語」なのに、日本と英語圏では、違うものが多くて興味深いね、と言われましたが…

その時、「ビニール自体が和製英語だからね」と言われたのが衝撃的でした。

ふわふわ教授

日本語「ビニール」の語源は…ずばり、『Vinyl』と書き、「ヴァイナル」と読む単語だったのです。
※アメリカ式発音だと、ヴァーイノォ」(※青文字にアクセント)。

英語圏では、『Vinyl』素材といえば、レコード(アナログレコード)を作る材料として頭に浮かぶ人が多いようです。日本でも、音楽に詳しい人は、レコードのことを「ヴァイナル盤」と呼んでいます。

レジ袋は、英語では『Plastic bag』

スーパーのガラスケースの前にある買い物カート。

『Vinyl』とは、いくつかあるプラスチックの1種ですが、今までお店で貰えた袋は、同じくプラスチックの1種である「ポリエチレン製」が主流なのだそうです。

昔の名残で「ビニール袋」という名称も根強いですが、日本語としても間違っているので「レジ袋」という通称が使われ出したようです。

いわゆる「レジ袋」は、英語では『Plastic bag』と言います。

ふわふわ教授

Most of the stores in Japan began charging for plastic bags at the checkout counter.
日本の多くのお店が、レジで、袋の購入代金を取るようになった。
コンビニの外観イラスト。
The convenient store stopped giving plasticbags for free.
そのコンビニは、レジ袋の無料配布を取りやめた。
A major clothing store in Japan began using paper bags as an alternative to plastic bags.
日本の大手洋服店が、レジ袋の代わりに、紙袋の導入を開始した。
なぜか、スーパーの荷物を積める台の所にある「ロールされた袋」は無料なんですよね。

ふわふわ教授

Most supermarkets charge for plastic bags with handles but clear plastic bags on rolls are usually free.
多くのスーパーでは、手提げのレジ袋は有料だが、ロールのポリ袋は無料である。

本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。