「鬼滅の刃」を知らない人を見下すファン
先週、「キメハラ」という新しいワードを覚えました。超人気漫画・アニメである「鬼滅の刃」に感化された人が起こす問題行動を意味するそうです。
「鬼滅の刃」に詳しくない人々を見下すファン。
「鬼滅の刃」に興味がない人々に、同シリーズを強く勧めるファン。
ふわふわ教授
「非ファン」を批判するファン
11月16日の発表では、アニメの興行収入が233億円を突破し、年明け迄には300億円を超えるとも予測されています。土日だけで、115万人近い観客動員数です。
ふわふわ教授
彼は「鬼滅の刃」に興味がない友人らを批判した。
彼は「鬼滅の刃」を気に入っていない人々を責めた。
「キメハラ」を受けた人の話
「鬼滅の刃」がどういう内容の物語なのか…という紹介がメディアでも比較的少なかったように思います。逆に、とにかく凄い人気作であることだけは理解できます。
よって、話題で持ち切りなのに、自分は内容を全く知らないという状況だけでも、キメハラを受けているように感じる人もいます。
職場の人々は、私を除いて皆「鬼滅の刃」ファンです。
彼らの「鬼滅の刃」トークに入れず、居心地が悪かった。
ちなみに、私は先週あたりまで、作品の舞台が大正時代であることや、主人公の妹が鬼に変えられてしまったなどのストーリーすら知りませんでした。かなり流行に疎いですが、特にキメハラは感じません。
ふわふわ教授
オジサンにはついていけない?
落語家の立川志らく氏は、「鬼滅の刃」を全巻所持しているが、話のテンポについていけないのでほとんど読めていないそうです。exciteニュースより。
私のようなオジサンには、早い展開のストーリーについていけない。
※実際には幅広い年代から親しまれています。
「キメハラ」は本当に存在する?
「キメハラ」なんて本当にあるのか?という意見もありますが、私は存在すると思います。
たしかに「キメハラ」という単語自体はマスコミ用語ですが、この種の現象は、常に世の中に存在しています。たまたま超人気作品を通して大きく露見してしまったのだと思います。
「ジョジョ」の話しかしない人物
あるイベントの「打ち上げパーティー」に出席した時のことです。10人程度の親睦会でしたが、1人の男性が2時間以上もの間、「ジョジョの奇妙な冒険」の個人的な感想を語り続けました。そして何と、そのまま閉場時刻が来て会はお開きになりました。
私は小学校低学年の頃に「ジョジョごっこ」をするほどの愛読者でしたので、彼の話す内容を理解できましたが、その場にいた大半が「ジョジョ」をよく知らない人々でした。よって、ずっと黙っているしかありませんでした。
いったん彼が「ジョジョ」の話を始めると、誰も口をはさめない。
上記のように、自分の好きな話題になると、暴走したように熱弁する人々は実在します。「にわかファン」が大量に存在する現在の「鬼滅の刃」の状況と似ていると思います。
ふわふわ教授
ファンというものは、新たなファンにとっての伝道師のような側面も持ちます。よって、ずっと同じネタで話すなら、もっと初心者を意識しても良いのでは?と感じました。
私に「鬼滅の刃」をもう少し簡単に説明してくれますか?。
本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。