State of emergency
もくじ
『Extend』 the “state of emergency”
Extend
延長という言葉には『Extend/イクステンド』が使われます。「引き伸ばす」という意味を持ち、物体にも期間にも「延長」という意味で使用できます。
また、「緊急事態宣言」は『State of emergency』です。
ちなみに、カタカナだと「ステイト・オヴ・イマージェンシー」ですが…
『ステイロヴィマージェンスィー』という感じに、つなげて発音します。
ふわふわ教授
日本政府は、緊急事態宣言を延長することを決定した。
ふわふわ教授
日本の総理大臣は、東京圏での緊急事態宣言を、もう2週間継続することを決めた。
※Greater Tokyo Area(東京圏→主に1都3県を指す。)
参考:TOKYO METROPLITAN GOVERNMENT Geography of Tokyo
「宣言する」は『Declare/デクレア』
「緊急事態宣言を出す」という場合は『Declare/宣言する」という動詞が追加されます。
『State of emergancy』そのものが「緊急事態宣言」と訳されているので、2重に「宣言」が出てきて、ちょっと混乱します。
これは、「緊急事態宣言」にも始まりと終わりがあるので、始まる時に「宣言をした」と分かるように『Declare』をくっつけるようです。
菅総理大臣が、緊急事態宣言を出した。
※PM(Prime minister の略)
おそらく本来は「緊急事態を宣言する」のほうが自然な文章ですが、「緊急事態宣言」という単語を使うのが主流になったので、ややこしいのだと思います。
ふわふわ教授
「延長」する理由は?
感染再燃や「変異種」の脅威が背景に
緊急事態宣言が出された1月(2021年)と比べれば、遥かに感染者が減りました。しかしながら2月以降、東京の1日の感染者数は、約200~300人台の繰り返しで「下げ止まった」状態でした。
リバウンドの恐れのある「感染の抑え込み」と「状況を見極めるため」の期間として首相が判断したと伝えられています。
参考: NHK NEWS WEB
ふわふわ教授
新型コロナウイルスの感染の再拡大を防ぐため。
新型コロナウイルスの感染の再燃を抑えるため。
※Curb(抑制する・歯止めをかける)
新型コロナウイルスの変異種の脅威に備えるため。
※Novel coronavirus(新型コロナウイルス。そのウイルス名がCOVID-19)
参考:『TheGuardian』欧州は基本に立ち戻るべき…
「解除」は英語で『Lift/リフト』
Lift
『Lift/リフト』は通常、「重たい物を持ち上げる」という意味の英単語ですが、「規制の解除」という意味でも使われます。
「緊急事態宣言」のような、自由が制限された状態や、「禁止令」、「制裁」などが解除されるときには『Lift』が使われます。
海外で行われている「ロックダウン/都市封鎖」の解除の際も、
『Lockdown was lifted. /ロックダウンが解除された。』という風に報じられます。
ふわふわ教授
日本の緊急事態宣言が解除された。
本日も、最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。
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